綱分八幡宮の放生会御神幸祭


綱分八幡宮の放生会御神幸祭は、宇佐八幡宮に始まる放生会の儀礼に、天下泰平、五穀豊穣の祈願が加わり、御神体が里の様子をご覧になりながら神幸する祭礼です。暦応年間(1338〜1341)以来の神事と言われ、天明6年(1786)の古文書に、天正年間(1573〜1591)には綱分八幡宮は秋月氏の崇敬が篤く、8月14日、15日の2日間にわたり放生会も盛大に行われ、流鏑馬、獅子舞、相撲、神楽などの奉納があったことが記されています。

昭和35年(1960)に福岡県の無形文化財(後、無形民族文化財)に指定され、現在は10月の13日、14日に近い土曜、日曜に行われています。

祭りは初日夕方の祭典から始まり、直会(なおらい)の後、神官と氏子による神楽、氏子による太鼓打ち(稚児舞)と獅子舞の奉納があり、御神霊を奉還した神輿が大名行列さながらに浮殿(お仮屋)まで神幸する「お下り」が行われます。翌日は、浮殿での祭典、太鼓打ち(稚児舞)、獅子舞の後、本殿に還る神幸「お上り」が行われ、境内に設けられたお休み所で太鼓打ち(稚児舞)、獅子舞、流鏑馬の奉納があり、御神体を本殿に移す遷座と子供相撲の奉納で祭りは終わります。

AoyamaPRO